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サウンドヒーリング2026.10.27· 4分で読める

重たい朝を、少し下ろしておく場所 — Somewhere to Put It Down | 1時間 207Hz シンギングボウル

目を覚ました時から、一日が重たい朝があります。日本・沼田の川辺で鳴らしたボウルひとつ。その器がもともと持つ207Hz。ここでは何も決めなくて大丈夫です。


重たい朝を、少し下ろしておく場所

目を覚ました時から、一日が重たい朝があります。何かを間違えたわけではありません。抱えるものが多いだけです。そんな朝は、何から始めるかを選ぶことさえ荷物になります。

川辺で鳴らしたボウルひとつ

この曲は、日本・沼田の川辺で録音しました。草むらに座ってボウルを打ち、響きが消えかけた頃にまた打ちます。四分あまりのあいだに、百二十回ほど。そのすき間を川の音が埋めていきます。

207Hzは、わざわざ合わせた音ではありません。このボウルが、もともとその高さで鳴るのです。下には低いドローンが平らに敷かれ、響きが静まるあいだも音は途切れません。

何も決めない一時間

ここでは、することがありません。選ぶことも、終わらせることもありません。ボウルが鳴れば聴き、静まれば待ちます。息を数える必要もありません。響きが長く広がるあいだに、吐く息が少しずつ長くなっていきます。

一時間たっても、荷物はそのままかもしれません。それでも、いったん下ろしてから持ち直す荷物は、最初より軽く感じられます。


ここでは、何も決めなくて大丈夫です。

重たい朝に、この一時間を置いておきます。一日はそのあとで始めても遅くありません。

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